アムリットサル、国境のセレモニー
朝4時のローカルバスに乗り鉄道駅まで行き、
そこからアムリットサルまで鉄道で約6時間。
11時に駅につき、徒歩でゴールデンテンプルが美しい巡礼宿に向かった。
ここの巡礼宿は有名で、外国人旅行者も宿泊できる。
さらに巡礼者のために提供されるご飯を旅行者も隔てなく頂けるのだ。
チャバタと茹で野菜など、至ってシンプルだけと、有り難く旨い。
シク教の懐の深さのなせる技である。
しかし、私はここには泊まらず、夜行でリシケシに行く。
荷物だけ置いておいてもらい、国境に行くことにした。
ダラムサラから直接リシケシに行けたのだけど、
どうしてもアムリットサルに寄りたかった。
ここは、パキスタンとの国境だ。
すぐ先はパキスタンなのだ。
パキスタンの地球の歩き方も何度も読み返し、万全の準備なのだが・・・
母に猛烈に反対され、命をかけて止められたので、今回は諦めることにしたのだ。
親世代は「スタン」がつく国は危ないってイメージが強いよね〜。。
かわりに私は、母がハマりそうになってたモンゴルへの投資話を
やめるようにと条件をだした。パキスタンより家族が大事だしね。
ま、これは別の話。
そんなこんなで、パスポートにパキスタンのビザも万事あるが、
入国はせず、国境のクロージングセレモニーに参加した。
インドとパキスタン両方の兵士が競うように自国の国旗を下ろすという儀式だ。
「今日はインドが下ろすの早かったぞーい!」とか、
「明日は絶対勝つ!」とか、そんな感じで毎日セレモニーを楽しんでいるのか、
これを見にくる観客はとても多かった。
セレモニーはとても見応えがあって楽しかった。
せっかくムービーを撮ったのにお見せできなくて残念だが・・(データ損傷)
それにしても、パキスタン行きたかったなぁ。
目と鼻の先にあるのにね・・・まぁ、縁があったら行けるでしょう。
ということで、次は最後の町リシケシだ〜!!!