さよならフィンランド!
とコペンハーゲンを離れ、着いたのは日本ではなく北京…なんで飛行機がキャンセルなんやー!

駅から出ているバスで空港まで向かった。
今回の旅は、行ったことのある国とない国とちょうど半々くらいで、17日間の旅としては、なかなかよいバランスだったのではと思う。が、初めての国のほうがトラブルは多いものの感動の数は多く、勝手知ったる街では、エモーショナルな状況にはなりにくい。ということをようやく実感した。
今までは、あの国あの街がすごく良かったから誰かにも伝えたい。という気持ちから一緒にそこへ再訪したりしていたので、同じところを行くのでも、一人じゃない誰かと行く旅、という新しい試みにすり替わっていたようで、想定外なことも起こるため、あまり気がつかなかったようだ。
それにしても、楽しかったなぁ、フィンランド。
絶対また来たいけど、ヘルシンキだけではきっと物足りないだろうから、今度来るときは、ムーミンのテーマパークがあるナーンタリと、オーロラ観測をしにラップランドにも足を伸ばしたい。サンタクロース村なんかもいいかもしれない。でもって、まだ行ったことのないノルウェーに寄りつつ、バルト三国の他の国、リトアニアとラトビアも行ってみたいな。…これだと、3週間コースになってしまいそうだけど。と、そんなことを考えながら、もう次の旅を想像してしまう。
はやり旅は永遠だな。
ヘルシンキからコペンハーゲンまで飛行機に乗り、免税手続きを済ませ、コペンハーゲン空港で2時間弱の待機。自作のお弁当を食べながら待ちますかね〜。
それにしても、巨大なスーツケースをパンパンにしてもなお、こんなに手荷物とは… こんなにはみ出たのは人生初だな。カードの引き落しがコワイわぁ。
もの思いにふけっていると、あっという間にボーディングの時間に。
なるはずが、
ボードには”Boading”という文字がつかないどころか、
こともあろうに”Cancel”がついた。
なんでやねーん。。。よくわからないけど、
日本行きのこのSASは燃料漏れという名目で飛ばないようだ。
実際の理由は、乗客の数が少ないかららしいが。。。。。
代わりに、この後にある北京行きの日本航空とコードシェアするって。
おぉい、燃料漏れなら、他の機体はないんかえ〜?!と言いたくなる。
おかげで21時まで空港で待ちとなった、あげくに北京乗り換え。
あぁ~、ゆったり座ろうと平日便にしたのが仇となった〜。。。
今度からSASに乗るときは、土日だな。
ちなみにビジネスクラスのお客さまは別対応をされておりました。
世の中、そーいうもんだよね。
ということで2,000円程度のお小遣いを手渡された。
さらに6時間待ちとは… あまりにも時間を持て余す。
幸いにも同じ状況に置かれた日本人のおばさまとお嬢さんと出会ったので、
お互いの旅の話なんかをしながら過ごしてみたら、意外に面白かった。
やはり旅好き同士は、歳の差を超えて語り合えるのだな。
ほぼ1日空港で過ごし、10時間後、北京で降ろされた。
また2時間ほどの待ち。