旅の疲れは寝るに限る。
ぐっすり寝たら、だいぶ元気を取り戻した。
おかげで昨日撮った落ち込みムービーが貴重な代物となった。
これはいつかU-tubeにでもあげよう。
さて、元気になったので、昨日の話を語っておこう。
新しい国の初日とは、常に印象深いものである。
昨日は、空港からそのままタクシーで、Nosy Beの中心の街、Hell-Villeに向かった。
目的は観光案内所での情報収集。
が、ほぼ機能しておらず、そして悲しくも、受付のおばさんは英語が通じなかった。
かろうじてあった宿泊先リストをもらい予約をしたいと頼んだら、自分で電話してくれ、との返事が。泣。
あらゆるジェスチャーを付けながら、ほとんど通じない言葉でのコミュニケーション。
幸いおばさんはとても良い人で、フランス語ではあったが熱心にアドバイスをくれた。
とりあえず、行ってみるしかないと、リストに載っていた一番安い宿に向かった。
このとき乗ったタクシーからの景色、いつかU-tubeにでもあげよう。
目的の宿に着く50m手前のところで、ひとりの男に出会った。
そこでタクシーの運転手は、その男に「宿はここであってるか?」と聞いた。
すると男は(あっているが)自分も宿を経営しているから見ないか?と言う。
値段を聞くと目的地の宿よりも安かったので、それなら一応と見てみることにしたのだが、もはや疲れはピークに達し、他を探すのも面倒なので、とりあえず1泊することにした。
この日の宿。
タオルはぞうきんの勢いで、ベッドのシーツには言葉を失ったが、
それ以外は良く、満足するものだった。(値段との天秤ですよ、もちろん。)
宿の人がみんな愛嬌があって親切だった。
朝ご飯がついてきた。
目の前が海。
そして宿の立地が、中心地から離れたAmbondronaという小さなところで、さらに地元住民の居住エリアを突っ切った先にひっそりと建っており、マダガスカルの生活に触れるには、ある意味とても好立地だった。
が、マダガスカル初日。
いろいろ宿も街も見てみたいわけで、もっと大きな街を求めて、私たちは挨拶※もせず、足早に出て行ってしまった。
後で、この場所がが恋しくなろうとは、このときは思いもせず。
※正確に言うと、挨拶をしようにも、どこを探しても誰もいなかったのだ。自由なのですなぁ。
それにしても、マダガスカルは勝手がいかず苦労する。
そこがまたいいのだけどね。
ということで、日記が進む、そしてムービーをよく撮るようになった。
そう、とても写真じゃ伝えきれないのある。