Beirut vol.1 空港から宿まで。
Madrid(12:55, 24/9/2008) → Athens → Beirut(02:55, 25/9/2008)
翌朝3時にベイルート到着、期待の日本人はおらず。
ま、飛行機で入る人なんていないか。
イミグレではノービザで入れた。日本国、素晴らしいです。
ベイルートの空港はかなりキレイで、怪しい人間も見当たらなかった。
たくさんの地元人たちが到着者を迎えにきており、
感動の再会だからなのか、むしろこれが普通なのかわからないが、
とにかく、ものすっごいハグで出迎えていた。
それでも30分もすれば落ち着き、
1時間もする頃には誰もいなくなってしまった。
残るは、ポツリポツリと従業員、そして私。
さてと、それじゃ明るくなるまで待ちますか。
・・・眠い。あたりを見回し安全確認。
うん、大丈夫そうだなぁ、ということで寝ちゃった。
ベンチで寝ること4時間、なかなかいい眠りだった。
起きると従業員に”おはよう”と言われた。それだけでちょっとうれしかった。
我ながら、気持ちが紅潮してるな〜。
空港から旧市街までは、タクシーかセルビスという相乗りタクシーで行く。
もちろんセルビスがいい!って叫んだけど、この時間に相乗りする人がいるわけねー。。
結局はタクシーなのであった。
宿の前に着き、交渉した金額(10$)を払おうとしたら、あと2$くれって言ってきた。
ちょいちょいって、指でちょいちょいってしてくる。。
・・・か、かわし方がわかんねー。
思わず払いそうになったけど、ここは粘って無理無理ってワタワタしてたら、
諦めたのか、最後にほっぺたを軽くつねって去って行った。
・・・乙女のほっぺをーーーー。
ここでは、いくら交渉しても無駄なのか?・・・先に払っておいた方が良かったのか?
とりあえずお金はぴったり渡すようにしよう。
宿のあるビルを見つけ、その外観からさっそく鮮烈を浴びせられてしまった。
おどろおどろしい〜、まだ朝ですよ、朝。
二郎ちゃん、姉さんの想像以上ですよ〜。不安だなぁ。
(※二郎ちゃんとは、中東を勧めてくれた人であり、宿等いろいろ教えてくれた人。)
萎びれた階段を上り、”Pension Home Valery”・・・発見?
一歩ずつ、恐る恐る足を踏み入れた。
か、活気がねー。
誰もいないレセプション、たまに通り過ぎるのは哀愁漂うレバノン人のみ。
それでも引くに引けない私は、宿のオーナーを呼び起こしドミを頼んだ。
な、なんと満室?!
この活気のなさで満室とはいかがなものか。
みんな寝てるってことですか?
するとダブルならあるって言ってきた。ダブルの部屋しかもう空いてないって。
一番いい部屋なんだって。そりゃそうだろうよ。。
ベイルートにある、もうひとつの安宿”Talals’s New Hotel”。
ここはセクハラ宿で有名で、女の子は泊まっちゃいけない宿ともっぱらの噂。
なので、引くに引けないんですよ、私。
20,000LPのところを15,000LPに負けてもらい、チェックイン。
ちなみにドミは10,000LP。(9/2008)
なんにせよ、やっと一息だぁ。
って、まだ今日、始まったばっかじゃん。
やっぱ濃いなぁ中東、期待以上。
↓この宿で最高の部屋。な、なぜ電子レンジがここにw?