MY TWENTY FOUR 後編
06:00 起床、さすがに寝つきが悪い。
07:00 バスが出てから12時間、ここはどこだろう?
08:00 約束の13時間になった。
どうやら最短では着かなかったらしい。まだ、まだ。
09:00 もう頼む。もう頼む。もう着かないと!
09:15 1分1秒が長い、、、長い。もう限界です。
09:30 14時間半か、やっと・・・着いたか。
全然早くね〜。
09:35 荷物を取って、いざタクシーへ!
が!!!
まさかの金欠。といっても、もともと私は文無しですが。。
相棒のトニー・・・じゃなかったしんさんの財布の中身が尽きたのだ。
あれから移動代、バスチケット代と出してもらい、スーパーも・・・
あぁ、やはりスーパーが仇となったかぁ!
最後のチャラ銭を見せるも1台目には断られ、
ターミナルのタクシーは横柄なのだろうと、走っているのを捕まえた。
予想的中、最後のチャラ銭で行ってくれるという。ありがて〜。
10:00 領事館に到着。
頑丈な入り口を突破し、急いで窓口へ。
すると、すべてを悟ったかのような女性が私たちを迎えてくれた。
「ご安心なさい。」と言わているようだった。
どうやら昨日の電話を覚えて、私たちが来るのを待っていてくれたらしい。
さらに母から届いた戸籍謄本に添えられた懇願メッセージのおかげだろう。
11:00 領事館のみなさんのおかげで、ギリギリ以上だったものを
ちょー最速でやってもらったと思う。
予想以上に早く、パスポートの再発行ができてきた。
しかしパスポートって、こんなに早くできるんだな〜。なんてね。
実は、これまた裏でクロエ・・・じゃなかったしんさんが、
パスポート代を引き出すために、リマの町を走り回ってくれていたのだ。
ありがとうよ〜。
11:10 パスポートを手に、入国管理局へ向かう。ここもタクシーだ。
11:30 領事館のあったハイソな場所と違い、管理局のある場所はガラが悪いぞ。
リマは危険だから、旅行者っぽい格好でウロウロしないように。
なんて言われていたけど、今の私たちときたら・・・もーろ旅行者。
大きなバックパックを背負って、地図を見て、人に聞いて。
でも、かつてないほど機敏な二人だから大丈夫か。
11:35 管理局到着。入国スタンプのお金を払って、切手をもらう。
後はこの切手を持って、スタンプを押してもらうだけ。
管理局は広く細部化されていて、わかりにくい。無駄な時間が過ぎるーー。
11:55 ついにパスポートにスタンプが押された。
ミッション終了だーーーーーーーーーーーーーー!!!
12:00 すさまじい達成感。1階のベンチに座り、コーラで祝杯をあげた。
安堵だぁ。マジでありがとう、しんさん。
あぁ、終わった、間に合ったんだ。
これで帰れる、日本に帰れるよ〜(。´Д⊂) ウワァァァン!!