カトマンズに向かう道中
なぜだろう、ネパール滞在はあと2週間弱あるんだから、
もう数泊ポカラでのんびりしたっていいのに。
カトマンズを異様に楽しみにしているのか何なのか、
早く移動したくって仕方なかった。
ポカラはご飯もおいしいし、部屋もそこそこキレイだし、
のんびりしていて居心地は良かったけど、たった2泊で出ることにした。
何なんだろう、このはやる気持ちは。
時には意味もなく長居してしまうときもあるのにね。
そんなに急がなくたっていいのに。
というくらい、あっという間にポカラを後にしてしまった。
朝7時半のバスに乗って、ネパールの首都カトマンズに向かった。
カトマンズは、とある友人がたびたび行っていることもあり、
また、ネットで調べたところでは日本人がすごく気に入ってるという場所でもあったし、
やたら日本食が美味しいという情報もあり、本当にすごく楽しみにして場所だった。
馳せる思いで宿を後にする。
道すがらの景色には、何ともギャップを覚えた。
こんなところに住んでいるんだと。
でも、ここに住む人は、私の東京のアパートを見たら驚くだろうな。
十分な緑もなく、土もない、深呼吸したくなるような澄んだ空気もない。
そのかわり便利なコンビニや電車には感動するかもしれない。
どっちがいいなんてないんだろうな、ただ、自分の与えられた現実と言うか・・・