楽園の島。Nosy Iranja
小型船に乗って、Nosy Iranjaへ。
乗り込んだ船はものすごい勢いで海上を走り抜け、早々と気持ちが興奮した。
1時間半と聞くと長く聞こえたが、このジェットコースターのごとく飛ばす船なら、
むしろ楽しい時間を過ごせる、ひとつの醍醐味だなと思った。
途中、海の上でちょっと風貌の違う船に出会った。どうやら物売りらしい。
そう、この町にいると、随所でパイレーツ・オブ・カリビアンが頭をよぎる。
なんだか、かっこいいなぁ。
見えてきた、ふたつの島。
そして島を結ぶ白い砂浜、紺碧の海。
こりゃあ、最高だ!
この島には小さな小さな村があって、現地の人がのんびりと暮らしていた。
ここに暮らす子供たち。
みんな人懐っこく、無邪気でとても可愛らしい。
そして面白いことに、
訪れる観光客を、もはや自分たちの遊び相手としているようだった。
話しかけては悪戯したり、欲しいものをおねだりしたりと、やりたい放題楽しんでいる。
気づくと、私もそのひとりになっていた。
バッグに付いていたボンボンを、思わずむしり取ってあげてしまったし、持っていたカメラの説明書を見たいと言うので渡したら、鼻水でベタベタにされてしまった。(笑いながら鼻水を付けては、みんなで”キャー”と叫ぶ。×3)さすがに「返さな~い。」ってポーズをとられた時は、ひやっとした。
鼻水OK。手元に戻ってきただけ、ほんとにかった。
Nosy Iranja Tour(現地で多数あり。予約なんて不要。行って決めよう!)
80,000Ar~120,000Arが妥当。
料金によって違う事と言えば・・・、そう、お昼ご飯のクオリティが違った。
私たちは、たまたま80,000Arのツアーだったので、期待していたご飯が地味。
(前回の食事が豪華だったのは、高いツアーだったからだと、ここで認識。)
でも!
量はたっぷりあるので、品数は少なくても、満腹になれるし、
本当ならロブスターであるところが小エビだったとしても、ちゃんと美味しいです。
強いて言うなら、すぐ隣の豪華プランを横目にっていうのが悲しいくらかな。
あと、豪華プランの食事が優先的に出されるので、それ待ちも何気に切なさを倍増させます。
40,000Ar=2,880円。
是非、行かれる方は天秤にかけて見てくださいな。
ご飯の話は、さておき、
Nosy Iranjaはとても美しい島でした。
※珊瑚や魚はいないので、シュノーケルビーチではないですが。
白い砂浜でのんびりと、異国情緒を味わいながら、現地の子供とわいわいと。
美味しいシーフードを堪能しながら、ビールをぐびっと。
そんな満足感とともに、
帰りは、またも小型船でジェットコースターのごとく走り抜ける、1時間半。
いやっ、楽しいツアーだった。