ホロコースト記念碑
ナチスによって大量虐殺されたヨーロッパのユダヤ人犠牲者を慰霊する
ホロコースト記念碑。
正直、そーんな期待してなかった。
むしろ行かなくてもいっか、ぐらいの気持ちだったのだけど、
たまたま近くにいたので寄ってみることにした。
そんなことで、
ホロコースト記念碑がどんなモニュメントなのかも知らず、
勝手にビルの屋上にあるんだろう。という何の根拠もない想像の知識で挑んだ。
すると・・・
目の前に見えて来た、なにやら怪しい物体群を発見。
なんだ!これは??
そう、これがそのホロコースト記念碑だったわけで。
重厚な石碑群が、なにやら不思議な空間をつくり出し、
妙な静けささえ感じられ、ほんとに見事でした。
遠くからみるとホロコーストの高さは低く、
写真のように隣の建物がよく見えるのだけど、中に入って行くと・・・
深い!!!ゆるーい坂になっていて、どんどん深くなっていくのだ。
なんていうの、徐々に徐々にアレする感じで、中心が一番深いんです。
こんな感じ。
サイの目になった通路は、まるで迷路のよう。
遠くでさっと通り過ぎる人影を感じたり、突然誰かに出くわしたり、
と思ったら全く誰もいない世界になったり。
モニュメントから見上げた空は、最高にキレイだった。
これもドイツがヨーロッパに許された理由のひとつなのかな。
Denkmal ful die Ermordeten Juden Europas
2004
Architects –Peter Eisenman