スペインでマドンナ・ツアー見るって大変だ!
エラいことになった。
ここはスペイン、バレンシア。
地の利がわからない私は、街の移動だけで大変だってこと。
そして今日はマドンナのツアー日だということ。
いったいどれくらいの人が会場であるサーキットを目指すのか。
そんな当たり前のことを、いとも気楽に大丈夫だろうと考えていたら、
エラいことになった、今日はハラハラドキドキの1日だ。
手助けしてくれた皆さま、ホントにホントにありがとうございました!
どんなに調べたって、いくらパソコン持ってたって限界がある。
現地でなきゃわからないことがいっぱいある。
そんなときはやっぱり、現地の人の助けがいる。
今日は、それをすごく実感した。
そして私は心に誓った。
日本に帰ったら、英語しか話さない外国人に優しく接しよう。ってね。
ということで、この会場にたどり着くまでの道のりを記録してみた。
私はコンサート会場に行くべく最寄りの駅に向かったのだが、
話に聞いていた特別列車(直行便)は満席とのこと。
かわりにインフォの人に、もしかしたらまだバスはあるかもしれないから、
ここから30分程離れたバスターミナルへ行ってみるようにと勧められた。
電車が満席ってどーいうこと?
いったいどんな特別列車なんだぁ!
ってか、電車がないのにバスがあるのか?
こりゃ〜あやしいな。
ということで時間もないので、
行って駄目というよりは、普通に乗り継ぎで行こうと決めた。
「それでは乗り継ぎ駅はどこですか?」と聞くと、
「いえいえ会場に行く電車はありません。」と言う。。
(えー、ネットで見た時あったよ、あったじゃーん。という語学力がない。。)
会場に行く特別電車は満席。
なので近くの街に行って、そっからタクシーかバスを使えって。
でもバスはあるかわかんないけどね、と言ってきた。
もういいっ、街でもタクシーでもなんでも、とりあえず近づこう!
ってことで、不安を抱えながらも、今度は最寄りの地下鉄の駅に向かった。
とぼとぼ歩くこと5分。
おや?
後ろから聞き覚えのある曲が聞こえてくるぞ?
“Music…people…..music”
あ、マドンナの曲を歌ってる、、、歌ってる人がいる〜!!!
「together——-!」(Please bring me!)
もうこれは連れてってもらうしかないよね!
ここは恥ずかしさなんて吹き飛ばし、
声をかけて、一緒に連れてってもらいたいと頼んだ。
そうして私は心優しいスペイン人の方々に連れられ、
無事会場入することができたのでした。
・・・いえいえそれだけではありません。
会場に着いてからも行動を共にさせてもらい、
本当に何から何までお世話になったのです。
そして驚きの2時間遅れで始まったマドンナのライブは、
24時に最高のフィナーレを迎えたのでした。
バレンシアまでの帰り道、本当に彼らが一緒で良かった。
今日は、何もかもが感動の一日。
後は、バレンシアの街を駅から宿まで、夜中1時に気合いで帰りました。
迷うよりはと、がっつり地球の歩き方を広げてやりましたとも!
マドンナの後は、強い女性になりますね。