天空の城ラピュタ。
じゃなかった、
クラック・デ・シュバリエ。
最近、中東のあまりの面白さに忘れそうになっていたが、
そう、私はこの城を見るために中東に来た。
と言っても過言ではない。
ということで、
ついに念願のクラック・デ・シュバリエだーーーーーーー!
ここはシリアでも有名な観光名所らしく、訪れる人は後を絶たないようだ。
ということで、ひとりでも全然行きやすかった。
[移動]
ハマ→ホムスまで (BUS:35CP)
ホムス→クラック・デ・シュバリエ (セルビス:50CP)
小高い丘の上に建つ要塞、クラック・デ・シュバリエ。
またの名を「天空の城ラピュタ」。
お城の前までセルビスが乗っけてくれるのだが、
そのセルビスの中、
隣に座ったシリアの親子が、熱心にアラビア語のレッスンをしてくれ、
まったく私に物思いに耽る隙を与えない。
気がつくと到着。
思いを馳せる間もなく、あっという間についてしまっった。。
外観も見てねーしぃ・・・ま、いっか。(泣)
エントランスを抜け、やや暗い↓こんな感じの通り抜けると・・・
すごい、すごい、すごいよ!
なんて壮観な景色なんだろう〜。
↓Krac des Chevaliers
お城のまわりを堪能しながら、ゆっくりと中に入って行った。
歩いていると、ひとりの女の子に声をかけられた。
彼女はイランから修学旅行できているんだって。
異文化交流♪記念に写真を撮りあいました。
お城に登ると、それはそれは壮大な景色が。
雲の陰が、地上にくっきり落ちていた。
こんなに雲の陰を美しく感じたのは、初めてかもしれない。
なんて、きれいなんだろう。
その景色は、本当にここが空の上にあるんじゃないかと思わせた。
爽快な空の下で、手持ちのリンゴをかじり、そして一眠りした。
↓地下浴場
ちなみにこのお城には、内気なオオカミが数匹潜んでいる。
彼らはもっぱら女子狙い。
なので女子は気をつけましょう。
※クラック・デ・シュバリエには暗いところがいっぱいある。
「写真を撮ろうか?」
「僕はここのガイドなんだ。でも君なら無料で案内するよ。」
「どこに行くの?一緒に行こう。」
などと、いろんな理由をつけては寄ってくる。
で結局触ってくる。
ということで、私も3回ひっかかってしまった。。
1回目:写真を撮ってもらい、胸に触れられる。
2回目:地下浴場を見に、行ったら真っ暗闇のさらに地下。恐怖におののいた。
なんとか無事に帰還したものの、
地上に上がる瞬間に手のひらに熱い口づけを頂く。
3回目:出口を案内されてるうちに薄暗い部屋へ。
怖くなったので出ようとしたら、手を引っ張ってきた。
どなったら離したけど、いらっとした、思わず「ちっ」って出ちゃったし。
状況的には2回目が一番やばかったけど、内気な人で助かった。
人間的には3回目のあいつが一番イヤ。手の込んだ技を使ってきて、きもい。。
「好奇心もほどほどに。」
おお、本当にラピュタだ。
雲の存在感がすごいねっ!
すばらしい眺め〜。ラピュタかー。
好奇心と安全確認のバランスをね!