南極の友よ、さようなら。
カーニバルが終わると、
あれだけ飽和していた宿がどんどん広くなっていった。
太鼓を叩くために日本から来た仲間は、休みが終わったと日本に帰り、
旅の途中に立ち寄った仲間は、また旅を再開した。
こんなに多くの仲間たちを見送ったのは、この旅で初めてかもしれない。
ブラジルはとても広く、南米はさらにとてつもなく広い。
もう今までみたいに、偶然でなんて会えないかもしれない気がした。
アルゼンチン、南極、チリ、そしてブラジルと、
一緒に旅した仲間とも別れの時がきた。(といっても、私だけだけど。)
みんなは一足早く、北のレンソイスに向かう。
私は、ブラジルビザの申請とかとか、もうちょっとだけ、ここに残ろうと思う。
ほんと性格バラバラで、最低なくらいまとまりなくて、
みんな言うこと強烈で、どうしようもない仲間たちだったけど、
すごい面白い日々だったよ。
ありがとう、じゃあね、みんな。
達者でな!