エル・アルトの宝の地図
盗まれた物が戻ってくるという魔法の地図をもらった!
ラパスの街からバスで30分くらい山をあがっていくと、エル・アルトという町がある。 そこでは毎週日曜日と木曜日に市が行われているのだが、バックパッカーの間ではその市のことを“泥棒市”と呼んでいた。理由はすごく明快なもんで、“地元民が盗んだ品物をこの市で売っているから。”なのでもしラパスで何か盗まれたら、この市で探せば見つかるかもしれないよ。なんてことらしいwww。
もちろん見つけたら、警察に届けるなんてのはナンセンスなもんで、
単純に買いなおすんだけど。
まぁ納得いかないけど、確かにカメラとか盗られた日には、また買って日本から送ってもらう手間を考えたら買い直した方が早いかぁ。
さらにパタゴニアの服が破格で手に入るらしい。
どうやら、ボリビア人には、パタゴニアの価値がわからないらしく、ノーブランドとあまりかわらず、売ってくれるんだって。でも、NIKEやnorth westの価値はわかるらしく、ちょっと高いらしいけどw。(それでも激安!)
そんなこんなで、パタゴニアの服を手に入れるべく、宝の地図を持ってエル・アルトに向かった。(本家アルゼンチンで買えなかったし。)
エル・アルトは貧しい町なので(盗んだものを売るくらいだし。)
バッグは持たず手ぶらで行った方がいい!とのアドバイスのもと向かったので、
カメラを持って行かず、残念なことに写真がない。。。
まぁ、そのおかげでか、盗まれたり、危険な目には遭わなかったけど。
市のスゴさを写真でお届けできないのが、今となっては非常に残念。。。
ちなみに、売り物は盗品の他に、先進国からの支援物資の衣服だった。
たぶん、ほとんどがアメリカから送られてきた衣服なんだと思う。
だって、ブランド品の大半はGAPなんだもんw。
そー思うと、ユニクロはまだまだなんだなぁ、とか思った。
つまり彼らは。
毎日、いろんな国から送られてくる衣服を、適当な値段で売っている。
タダ同然のもんを好きな値段で売っておきながら、
たまに「その値段じゃ売れないね!」的なことを言ってくるんだからビビる。
まぁそれを、また先進国の私たちが買うんだから、それもウケるけど。
見方を変えると、
ここではボリビア人を通して、リサイクルが行われているようだ。
とある旅人は、これをヤフオクで売る。と言って大量に購入していたし。
リサイクルのリサイクルの・・・すごいビジネス展開だなー。
しかし、貧しい人に衣服を送ろう!というボランティアの人たちは、
この事実を知っているのだろうか?
まーでも、大変役に立ってるんだから、いいのか。
面白いなー、この国は。
今日のところは、気に入ったのが見つけられず、
また日曜日にリベンジしようと思います!