喧嘩勃発!危うしマチュピチュ
昨日の行脚で冷えきった体を、もし暖められていられれば・・・、
こんなことにはならなかったと思う。
昨日の夜までさかのぼる。
マチュピチュ村に到着すると、小雨が降り、気温も低く、
寒さは癒えるどころか加速していった。
速攻、宿でシャワーを浴びるも、温水は10分もしないうちに終了してしまった。
もはや宿をかえる気力もなく、寒さから目眩までしたきた。
まずい!私は、寒さにはめっぽう弱いのだ。
あの状態になるのは・・・{{{{( ▽|||)}}}}ぞぉ〜〜〜〜〜!!!
それは過去の苦い経験から、すでに立証済みだったし、
もはや体を温めるべく、寝るしかない。
早くしないと理性を失いそうだったし、若干失っていた気もする。
もがきながら、凍えながら、必死で寝た。
寝れば治ると、寝れば治ると自分を信じて。
が翌朝、期待していた体調には戻っていなかった。
そんな私を見かねて、彼が「病院へ行こう。」と言ってくれた。
しかしそれはつまり、マチュピチュを諦めるということだった。
(相棒の帰国が明後日なので、明日にはクスコへ戻らないといけなかった。)
ないないない!
私は、体よりマチュピチュへ行きたかった。
×病院行く→体調回復→マチュピチュ行けない。
○病院行かない→体調不良→マチュピチュ行ける。
体はここで治さなくても、いつか治るだろうけど、
マチュピチュはここで行かなかったら、今後行けないかもしれない。
簡単に言うと、そんな心理だった。
そんなことから、「行こう」「イヤだ」「なんで!」「イヤだ」と言い合いになり、
あげく、それ今関係ねー!というような罵声をお互い飛ばし合い、
ついに憤りを感じた彼は、部屋を一瞬出てってしまった。
まずい、このままでは、本当に行けないし、
あろうことか、精神的ダメージをお互い抱えてしまった。。。
これが、マチュピチュ目前にしての出来事。
もはや、この状況の方が辛く、体調の不調の方が楽だった。
これは治ったと言えるだろう。
ということで、治ったのでマチュピチュへ向かった。
無事、見られたものの、
いっさい無言の鑑賞となりましたとさ。