ビリン村、非暴力デモ。
ビリン村では今、
分離フェンスの建設に反対するデモ活動が行われている。
が、すでに建設は始まっており、刻一刻と壁はできていっている・・・
このままだとビリン村も、ベツレヘムと同じようになってしまう。
すでに村の人々は3年以上もデモ活動を続けている。
でも、ここイスラエルで、彼らの声は決して届かない。
何人いても、何十人いても、何百人いても、
決して届かない自分たちの声に、彼らは気づいていて、
だから世界中からの助けが必要だという。
理由はなんでもいい、とにかくデモに参加して一緒に戦ってほしいと。
これを知って、デモに参加する外国人が毎週何十人もいる。
そして、今日は私もそのひとり。
↓デモ行進。が、道に迷い、、すでに始まっていた・・・ガクリ。。
大人たちがデモ行進をする。
その横で、子供たちが石を投げる。
すると鉄柵の向こうから、催涙弾が投げられる。
時には銃が撃たれることもある。
人々は一斉に逃げる。
そしてまた行進をする、その繰り返し。
あまりの非日常の光景にリアリティが湧かない。
でも、ここでは現実なのだ。
催涙弾は、想像以上に強烈だった。
遠くに落ちた涙流弾の煙ですら、目の痛みと喉の痛みにもがいた。
もしこれを近くで浴びていたなら、堪え難い激痛と呼吸困難に襲われただろう。
こんなものを投げているなんて・・・。
催涙弾の煙で覆われた大地。
ここに暮らす人々は?ここに植えられているオリーブは?
すでにビリン村は破壊され始めている。
私たちがデモに参加することで、
自分たちの安全が少なからず確保され、国際問題へまた一歩近づく。
「ありがとう。」と、彼らは言った。
↓鉄柵の向こうには、拳銃を構えた軍隊が。
↓子供たちは、何を思う?
↓勝利の日を願って。