ipod事件簿 第4話 [帰還か戦死か]
これは戦死でしょう、泣。
警察署から戻るとオーナーが出てきてこう言った。
「見つかったよ。」
えー!うそー、マジで。トルコマジックだぁ〜!!
いいっ、戻って来たなら何でもいいっ。
と、そう思ったのもつかの間、そこには続きがあった。
「シーツと一緒に洗っちゃった。」ってね。
そして目の前に出された私のipodは、見るも悲しい姿に変わり果てていたのでした。
ご丁寧に乾燥機までかけられて。
つまり、どういうことかって言うと。
「君が忘れていったipodはシーツに紛れて洗濯された。だから盗難じゃない。」
このホテルで盗難は起きてない!ってよ。
おのれ〜トルコ人。
というか、このオーナー、絶対犯人知ってる。疑惑の目だ〜。
あぁ、1日待ってしまったせいで、盗難届が単なるクリーニングの伝票になってしまった。そんなものを書いてもらいサインをしたら、曲がりなりにも認めた事になってしまう。(関係ないけど、なんか嫌。)
せめてもの反撃ということで、「いらない。」って言ってやった。
ごめんよー私のipod。