キューバはバスよりコレクティーボが便利!
この旅で学んだ大きな失態、キューバ人はぼったくらない。
ハバナ出発の朝、5:30、まだ暗い。
タクシーも見つからず、トライシクルはいるけど、さすがにこの荷物でバスターミナルまでは無理だ。
薄暗い道で立ち往生していると、運良く「タクシー?」と声を掛けてくれた人が現れた。闇タクなのかもしれないが、この際選べる余地もないので、むしろ幸運!
しかも値段を聞くと10cucと相場じゃないか、早朝プライスもなければ、ふっかけてくる節もない。これも社会主義の習わしなんだろうか。価値が状況にかかわらず一定だなんて、ほんと旅しやすい。
ビアスールに着くと、コレクティーボのおっちゃんに声をかけられた。トリニダー行きのバスはフルだからコレクティーボで行くしかないという。4日前の私なら、嘘に違いないとバスを選択していただろうが、キューバの国民性を経験し、これは真実なんだろうと思った。これまた聞けば、ひとり30cucとたいして高くない!1-2万払ってタクシーで行く日本人がいると聞いていたので憂鬱だったけど、こんな友好価格なら、さっさとコレクティーボで行けばよかった〜。
ということで即決!相乗り者を30分くらい待ってドライバー含め5人で出発。結果、朝イチのバスより早くでれた、イエーイ。早く出発したおかげで13時には着けた。宿は取ってなかったけど、トリニダーは余裕で現地で取れる。
それにしても、なんだかカラッとしている街だ。
welcomeセルベッサでまたも寝てしまいそうになったが、ここは踏ん張ってビアスールに行く。帰りのバスチケットを買いたかったので。するとやっぱりここでも、コレクティーボのおっちゃんに声をかけられた。今度はCASAまで送ってくれると言うじゃないか!もはやバスよりいいじゃん!なのでこちらも即決!なんかいろいろ話が早いなぁ。疑って生きなきゃいけないアジアより生きやすい。
なんだか、自分のキューバに対するイメージ、そして社会主義に対するイメージを疑問に持ち始めた。日本の今が正しいなんてことはない、いろんな人種・宗教・主義という意味でも世界は広いんだなぁって知り始めた。というか、正しいなんてことはないのか。
夜は、トリニダーで有名な洞窟ディスコへ。
普段ディスコなんて行かないから、ちょっと面白かった。